
40代の私が選んだ“続けられる整え方”
こんにちは、リリーです。
40代になって、明らかに「代謝が落ちてきたなぁ」と実感するようになりました。
何をしても痩せなかった2年前の私が、
お酒をやめずに、2ヶ月弱で5キロの減量に成功できたのは、
筋トレと食事制限、どちらか一方ではなく、“自分に合ったやり方を見つけられたから”だと思っています。
とはいえ、最初からうまくいったわけではありません。
もともと運動は好きだったものの、コロナをきっかけにジムから遠ざかり、
すっかり体を動かす習慣を失っていました。
そのうえで再スタートを切った私が、
食事だけ、筋トレだけではなく、「どう組み合わせれば無理なく続けられるか?」にたどり着いた道のりを、今回は綴ってみます。
食事制限だけで痩せようとしたときのこと
ダイエットの基本は「摂取<消費」だとわかっていたので、
まずは食事の見直しからスタートしました。
あすけんを使って、1日1800kcal、週12600kcalの目標を設定し、
PFCバランス(特にタンパク質)を意識した献立に。
“足りないものを減らす”より、“必要な栄養を整える”方向で続けていました。
でもあるとき、ふと気づいたんです。
「ここまで整えているのに、筋肉を使っていなかったら、やっぱりもったいないな」と。
筋肉って、トレーニングなどで少し負荷をかけないと付きにくいものなんですよね。
ただ食べているだけでは、思ったほど筋肉はつかない。
それなのに当時の私は、
忙しいから、面倒だから、疲れたら他のことができなくなるし、
ジムにお金をかけるのもどうなんだろう…
そんなネガティブな考えばかりが浮かんできて、動き出せずにいました。
体重は少し減っても、体の張りは重力に逆らえず、どこか下がって見えるような感覚。
鏡を見るたびに、「なんだか違うな…」という違和感が拭えませんでした。
そして何より、コロナ前にジム通いをしていた頃と比べて、
「今の体は正直、ちょっと悲しいな」と思っていました。
歳を重ねて代謝が落ちてくる今だからこそ、筋肉量を少しでも増やしておくことが大切。
それが基礎代謝の底上げになって、整えやすい体づくりにもつながります。
何もしないまま過ごすには、本当にもったいない時期だと今なら思います。
筋トレを再開して変わったこと
そこで思い切って、またセミパーソナルジムに通うことにしました。
週2〜3回、少しずつペースを取り戻しながら。
すると、体重や体の張りが少しずつ変わっていって、筋トレ自体もだんだん楽しくなってきました。
その頃から、体の感覚そのものが前とは違ってきたんです。
たとえば…
- 疲れた日は、お酒より「ちゃんとした食事」や「栄養のあるもの」が欲しくなる
- お酒は1缶で十分に感じるようになってきた
- トレーニングをした日は、ぐっすり眠れる
- 「動いた」という達成感で満たされるメンタル
- ストレッチが習慣に
- 肩こりの軽減
- 階段をのぼるのがつらくなくなった
- カロリーは1週間単位で調整していく
体が整ってくると、自然と食の選び方や気分の波にも余裕が出てきたように思います。
結局、私にとって“続けられる整え方”とは
今振り返ると、食事制限だけでは“心が満たされない”。
筋トレだけでも“体重の変化が見えにくい”。
だから私は、今は…
- 栄養素を整えてしっかり食べる
- 週に2〜3回のトレーニング
- カロリーは1週間単位で調整していく
この3つのバランスで、がんばりすぎず・ゆるく整えることができるようになりました。
そして何より、「やったこと」に目を向けられるようになったことが、
自分への優しさにつながっていると感じています。
おわりに:体重より、「今日整ったな」と思える感覚が何よりの成果
数字にこだわっていた頃よりも、
今は「ちゃんと整った」と感じる1日があることが、嬉しくなっています。
40代は、がんばりすぎると反動がくる。
でも、工夫をすれば、体も心も整えていける。
そんな実感を、筋トレを再開して改めて感じました。
これからも無理なく、自分らしい“整え習慣”を続けていけたらと思っています。
同じように迷っている方の、ちょっとしたヒントになれば嬉しいです。
リリーでした。
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