
お酒が好きで、ほぼ毎日飲んでいます。
週に一度の休肝日はあるけれど、それ以外は自然とグラスに手が伸びる。
そんな生活を続けながらも、ある夜ふと、「私って、ダメなのかな」と思ったことがありました。
面白がって自分で自分を「アル中」って言うけれど…
お酒の話になると、つい笑い混じりに「私ってアル中だからさ〜」なんて言ってしまうことがあります。
けれど内心では、「本当にそうだったらどうしよう」と不安になる瞬間もあって。
毎晩飲んでいるという事実を、ただの“お酒好き”として受け止めたいのに、
どこかで「依存してるのかも」と思う自分がいることにも気がついていて。
でも、飲むことって、そんなに後ろめたく思うことなんでしょうか?
飲むことは、私にとって“整える”ことだった
平日の夜、仕事を終えて家に戻ると、
レモンサワーをひとくち飲んで、ふぅっと力が抜ける。
その瞬間が、私の「切り替えスイッチ」になっています。
人と飲むときは、会話のハードルが少し下がって笑顔が増えたり、
気をつかわずに過ごせたりするのも、ありがたいこと。
お酒はただの嗜好品ではなく、私にとっては“気持ちを整える存在”なんです。
それでも「毎日飲んでる私って…」と思う夜もある
SNSで見かける健康的なライフスタイルやノンアル生活の投稿に、
ちょっと気後れしてしまうこともあります。
飲めない体質になってみたいな、と思うこともあります。
お酒にお金を使わなければもう少し貯金があったかなとか、
二日酔いで1日ムダにしてしまった…なんて後悔も、きっとないんだろうな、と。
(ひがんでるだけなんですけどね、笑)
それでも私は、飲まない選択よりも、整えながら飲む選択をしています。
自分の中にルールがあるからこそ、安心して楽しめる日常になっているのだと思います。
私には私の“ルール”がある
お酒を飲むと決めた日は、しっかり飲みます。
でも、なんとなく飲みたいだけの夜は、500ml缶1本だけ。
食事と合わせて、ゆっくり味わうのが好きです。
週に1日は休肝日もつくるようにしていて、
その日は消化にやさしい食事をしたり、早めにお風呂に入ったり。
体調や気持ちをリセットする時間も、大切にしています。
飲んでる自分を肯定できる、私なりのポイントもあります。
飲んだお酒のカロリーも含めて、1日の目標摂取カロリー内に収まっていればOKというルール。
カロリーがオーバーしなかった日は、「今日の私、すごい!」って素直に褒めてあげています。
飲むことが、自己嫌悪ではなく自己調整になってきた
昔は「やめなきゃ」「控えなきゃ」と、自分を責める気持ちもありました。
でも今は、「ちゃんと整えてる私、えらいじゃん」と思えるようになってきました。
飲むこと=乱れることではなく、
飲むこと=整える時間、と思えるようになったのは、
自分なりの飲み方を見つけたからかもしれません。
おわりに:「大丈夫だよ」と言ってあげたい夜がある
誰に見せるでもない、夜の自分。
グラスを持ちながら、ふと「私ってダメなのかな」と思ったあの日の私に、今ならこう言えます。
「大丈夫。飲んでいても、ちゃんと整えようとしてるあなたは、十分えらいよ」って。
もしあなたも、同じような気持ちを抱いたことがあるなら、
この言葉を、そっと受け取ってもらえたら嬉しいです。
リリーでした。
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