
こんにちは、リリーです。
今でこそ、食事と運動をゆるく整えながら、お酒を楽しみつつ2ヶ月で−5kgのペースで減量を続けられていますが——
実はその前に、少し無理をしたダイエットの失敗経験がありました。
それは、いわゆる“飲むだけで痩せる薬”に頼ったときのこと。
ネットやSNSで話題になっていた、リベルサスという薬です。GLP-1ダイエットっていわれたりもしますね。
「運動もしない、食事も変えない。でも痩せたい」
そんな気持ちのまま、私は軽い気持ちでそれを始めてみました。
お金を払って飲むだけなら、きっと私にもできると思った
当時の私は、「ラクに痩せたい」と強く思っていました。
食事を見直すのは面倒くさいし、運動もジム通いも続けられる気がしない。
だけど、このままじゃどんどん着れる服が無くなる…という焦りもあって。
そんなときに目に入ってきたのが、
「飲むだけで痩せる」「1ヶ月で−〇kg」といったうたい文句のオンラインクリニックの広告でした。
実際に試している人もちらほらいて、
「お金を出して薬を飲むだけで痩せられるなら、今の生活を変えなくてもいいかも」
そう思って、私はその薬を手に取ってしまったんです。
飲み会の多い季節。私はいつも通りお酒も楽しんでいた
ちょうどその頃は年末が近づく時期で、
忘年会や仕事の会食など、お酒を飲む機会が非常に多いタイミングでした。
私は普段から毎日お酒を飲んでいたので、
「薬を飲んでいるからといって、飲酒を控えるつもりはない」という前提で始めてしまっていて。
今思えば、それがそもそものミスマッチだったのだと思います。
胃のむかつきと、食べたいのに食べたくない——体も心もバランスを崩して
薬を飲み始めて数日後、日中ずっと胃のむかつきが続くようになりました。
特に午前中や食後はその感覚が強く、
仕事中もその不快感が気になって、どうしても仕事中の集中が続かない状態に。
さらに辛かったのは、「食べたいのに、食べたくない」という矛盾した感覚でした。
お腹が空いているのに食欲が湧かず。
でも食べないと体力が落ちてしまう不安もあり、何をどう食べればいいのかわからない——
そんな状態が続いて、栄養が足りていないような感覚にすら陥っていました。
食事を楽しむ余裕もなくなっていき、
お酒の味さえ美味しく感じられなくなってきた頃、
私はようやく「これは私に合っていない」と気づいたのです。
やめてから気づいた、“私にとっての健やかさ”
薬をやめた直後は、「せっかく買ったのに…」というもったいなさもありました。
でも同時に、体調が少しずつ戻っていくことに、安心と自分らしさを感じたのも事実です。
「痩せること」は確かに目標のひとつ。
でも、その過程で“気持ちの余裕”や“食べる楽しさ”が失われてしまうなら、本末転倒だと思いました。
それから私は、お酒を楽しむ日常はそのままに、
食事を整えること・運動の頻度をほんの少しだけ増やすことから、ダイエットをリスタートすることにしました。
おわりに:自分に合う方法で、気持ちよく痩せていく
ちなみに、私の会社の同僚は、
その“痩せ薬”のリベルサスを3ヶ月しっかり飲み続けました。そして、8kgの減量に成功したそうです。
見た目もかなりスッキリして、本人も体が軽くなったと言っていました。
人によっては、きちんと効果が出ているのも事実。
でも、私のように「お酒が日常にある人」や、「体調を崩しやすいタイプ」には合わないこともあると実感しました。
だからこそ、自分にとって無理のない、
“続けられる心地よさ”がある方法を選ぶことがいちばん大切なんだと思います。
飲むことも、食べることも、楽しみながら整えていける毎日。
それが、私にとっての健やかさのかたちなのかもしれません。
リリーでした。
飲むことも、食べることも、楽しみながら整えていける毎日。
それが、私にとっての健やかさのかたちなのかもしれません。
ちなみに最近は、お酒の“選び方”や“締めの一杯”にも気をつけています。
▶どれを選ぶ?レモンサワー3種を比べてみた
▶お酒のあと、どうしてもラーメン。なら“少しでもヘルシー”を選びたい私の深夜ラーメン対決
少しの選び方で、気持ちも体もラクになる。そんな話もまた、書いていきますね。
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