
ちょっと前より、服がきつい気がする。
でも、食事は控えめにしてる“つもり”なのに…。
どうしてだろう?と不思議に思ったこと、ありませんか?
「昨日飲み会だったけど、朝昼は抜いたし大丈夫」
「今日はあまり食べてないから、少し飲んでもいいよね」
こんなふうに、自分なりに調整している“つもり”なのに、じわじわと体重が増えていく——。
それには、ちゃんと理由があるんです。
今回は、「お酒で太るってどういうこと?」と感じている方に向けて、
“食べてないのに太る”の背景と、私が意識して変えた対策をご紹介します。
食べてない“はず”なのに太る理由
食事は少なくても「飲み+つまみ」でオーバーカロリーに
飲み会前に朝と昼を抜いたとしても、
夜にしっかりお酒とおつまみを楽しめば、摂取カロリーは一気に跳ね上がります。
たとえば、こんな感じのメニューだと…
- 生ビール中ジョッキ × 3杯(約600kcal)
- 焼き鳥盛り合わせ5本(約500kcal)
- フライドポテト(約400kcal)
- 枝豆(約100kcal)
合計:約1600kcal
「食べてない」つもりでも、実は十分に“太れる量”を摂取しているんです。
短期的なむくみだけじゃない。数ヶ月単位の“積み重ね”
翌日に体が重く感じるのは、むくみや水分の影響もあります。
ただ、それだけで終わればまだマシ。
問題は、「週2回の飲み会」などが習慣になっている場合です。
週2回の飲み会 × 半年(約24週) = 48回
1回の飲み会で生中3杯分(約600kcal)を余分に摂っていたとしたら?
600kcal × 48回 = 28,800kcal ≒ 体脂肪約4kg分
1回1回はたいしたことがないようでも、
“食べてないつもり”の油断が、気づかぬうちに脂肪となって積み重なっていきます。
私がやっている「太らないための飲み方」
お酒の種類を見直す
以前はビールが定番だった私も、今は「甘くないレモンサワー」や「ハイボール」など、
糖質の少ないお酒に変えるようになりました。
これだけでも、1回の飲み会で数百kcalの差が出ることもあります。
おつまみを工夫する
空腹で飲み始めると、揚げ物や味の濃いものをドカ食いしてしまいがち。
だからこそ、最初に「たんぱく質+野菜系」を選ぶようにしています。
- 冷奴、枝豆、焼き魚、卵料理、あさりの酒蒸し
油っぽくないものを中心にすれば、満足感もありつつ太りにくいです。
翌日の過ごし方で調整する
飲んだ翌日は「体重を戻すチャンス」だと思って、
消化のいいものや水分を多めにとって、代謝を整えるようにしています。
- 朝:オートミール+味噌汁+ゆで卵
- 昼:サラダ+スープ+ヨーグルト
- 夜:炭水化物少なめ+ビタミン多めの野菜中心メニュー
- ポイントは、“リセット”ではなく“整える”意識で、無理なく戻していくこと。
まとめ|食べてないつもりの“積み重ね”が太る原因に
太った実感がないまま、体が重くなっていく——
それは、調整しているつもりの「お酒+つまみ」によるオーバーカロリーが原因かもしれません。
飲み会が楽しい時間であるからこそ、
体と相談しながら「選ぶ」意識を持つことが、ゆるく健康的な習慣につながると感じています。
お酒を完全にやめるのではなく、太らないように上手に付き合う。
そんなヒントになればうれしいです。
以上、リリーでした。
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