
その「更年期かも?」は、思い込みかもしれない
40代に入ってから、生理が遅れたり、周期がズレたりすることが増えてきた…。
「これって、もしかして更年期?」と、なんとなく検索をしたあなた。私もまさに、そうでした。
でも婦人科で言われたのは、
「まだ更年期とは言えませんよ。むしろ最近の生活に原因があるかもね」という意外なひと言。
この記事では、“更年期ではなかった”私のケースと、実際に体調が整った習慣についてお話します。
「まだ不調って言うほどじゃないけど、なんか違う気がする…」そんなモヤモヤのヒントになればうれしいです。
生理が遅れる原因って?更年期だけじゃない多様な要因
「生理が遅れる=更年期?」と思いがちですが、実際にはもっと多くの原因が考えられます。
- 強いストレス
- 睡眠不足・不規則な生活
- 急激なダイエットや栄養不足
- 体重の増減(特にBMI18.5以下 or 25以上)
- 運動のしすぎ/しなさすぎ
- アルコールの飲みすぎ
- ピルや漢方薬などの影響
- 妊娠/婦人科系の疾患(子宮筋腫や無排卵など)
40代はホルモンバランスの揺らぎが自然に起きやすくなりますが、
だからこそ、「すぐに更年期と決めつけない」視点が大切だと感じました。
私のケース:「更年期かも」と思ったとき、実はこんな生活でした
実は私自身も、生理が10日ほど遅れたときに「ついに来たかも…?」と不安になりました。
でも冷静に思い返してみると、その時期の私はこんな状態でした。
- 飲み会が3日続いていた
- 毎晩の寝る時間が遅くなっていた
- 朝の起きる時間がバラバラに
- 忙しくて運動の頻度が落ちていた
- ごはんは外食中心、お惣菜が多め
まさに「ホルモンバランスが乱れやすい生活」だったんです。
結果として、婦人科では「更年期とは言えませんね」と言われて一安心。
それをきっかけに、“整える暮らし”を少しずつ見直すようになりました。
40代女性のための“整える習慣”。知って、やって、体がラクになるヒント
生理周期が乱れたとき、調べてみて実感したのは、
「更年期じゃなくても、生活の積み重ねで変わることはたくさんある」ということでした。
そこで私が取り入れているのが、こんな“整える行動”です。
● 周期を把握する
生理管理アプリを使って、生理・排卵・体調の変化を記録。
前兆が見えることで、食事やスケジュールの調整もしやすくなります。
● 生活習慣を整える
たとえば「遅くまで飲まないで、いつもどおりの時間に起きる」だけでも体は安定。
寝不足や不規則なリズムはホルモンを狂わせがちなので、リズムを意識します。
● 運動する
軽くでもいいので、体を動かす日を週に2〜3回は作るようにしています。
血流とホルモンバランスの関係を知ってから、ウォーキングやストレッチが味方に。
● 食べすぎ・飲みすぎを防ぐ
食べる・飲むこと自体が悪いわけではなく、“量とバランス”がカギ。
特に生理前は欲が強くなるので、「ちょっとだけ軽く」が合言葉。
● 飲みすぎた日は五苓散でケア
むくみや頭痛、倦怠感が出やすいときに飲むと、次の日が本当にラクです。
● 栄養バランスが崩れた日はサプリで補う
鉄・マグネシウム・葉酸などを意識。
外食が続いたときの“自分をいたわるリカバリー”にもなります。
全部を毎日完璧に…は無理。でも、「今日はちょっと整えようかな」と意識するだけで、
気持ちも体も軽くなるのを感じています。
婦人科に行く目安は?迷ったらこの3チェック
「これは様子を見ていて大丈夫?」
「それとも、すぐ婦人科に行った方がいい?」
そう迷ったときは、以下の3つを一つの目安にしてみてください。
- 周期が2ヶ月以上あいた
- 生理以外の出血がある
- 痛みやおりものの変化がある
不安が続くときは、市販のホルモンバランス検査キットを使ってみるのも一つの方法です。
それでも「やっぱり気になる」と思ったら、気軽に婦人科へ相談してみるのがおすすめ。
私は「大したことじゃないのに行っていいのかな?」と迷っていた時期がありましたが、
実際に行ってみると、医師の言葉にすごく安心できました。
まとめ:更年期じゃなかったけど、体は確実に変化してる
「まだ更年期ではありませんね」
そう言われてホッとしたけれど、昔と同じようにはいかない場面も、確実に増えてきたのも事実。
でも、それは悪いことばかりじゃない。
“体と向き合うチャンス”が、40代にはちゃんと用意されているんだと思います。
生活をほんの少し見直すだけで、
私は「まだまだ動けるな」と思える日が増えました。
これからも、無理せず、でも放置せず。
自分の体と、うまく付き合っていきたいですね。
リリーでした。
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